人材開発支援助成金について

支給対象条件

職務に関連した知識・技能を習得させるための訓練を計画に沿って実施した場合に、 社員に対して訓練経費や訓練期間中の賃金の一部が助成される制度になります。

※ 雇用主及び役員は助成金の対象外となります

●対象者

・受講させる事業主の事業所において、被保険者であること
・訓練実施期間中において、被保険者であること

●対象条件

・実訓練時間数が、10時間以上であること
・事業内訓練(自社で企画・運営する訓練)または事業外訓練(社外の教育機関にて訓練)にて受講であること

 

助成金の仕組み

事業展開等リスキリング支援コースは、「経費助成」 と「賃金助成」の2つの合計額が助成金として支給されます。


受講費 - 補助金(経費助成 + 賃金助成) = 実質負担額

 

経費助成・賃金助成

経費助成とは、研修費用に対して助成される金額を指します。一方、賃金助成とは、研修時間に対して助成される金額を指します。
※ 助成率及び助成額については、企業の事業規模(大企業または中小企業)により助成率が異なります。

  経費助成 賃金助成
中小企業 受講料の最大75%を補助 960円/時間
大企業 受講料の最大60%を補助 480円/時間

 

 

参考例

二等無人航空機操縦士 初学者 基本+限定変更(目視外+夜間飛行)のシミュレーション例

 

Aさん
事業規模: 中小企業  雇用形態: 雇用保険被保険者  受講コース: 二等無人航空機操縦士初学者コース(講習時間: 23時間)

 

受講費                      ¥340,400(税込み)

                         -¥277,380(税込み)

補助金             経費助成:¥340,400×75%=¥255,300

                              賃金助成: ¥960 × 23h = ¥22,080

 

実質負担額                     ¥63,020(税込み)

※ 助成金の受給は講習終了後に申請するものとなります。そのため受講する際は満額受講していただく形になります。
※ 申請方法につきましては各労働局による提出になります。詳しくは、本拠所在地の各労働局にお問合せください。

 

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